ともあれ、合流した刹那が死角から斬り込んで解放出来ましたか。アーティファクトも気になりますが、フェイトと違ってデュナミスは「楽しむ」ことが出来るように読めます。

奴隷長の名前がようやく判明（＾＾A;　戦況の悪さに一同お葬式状態ですが、勝算もなく裕奈はキレて、そこへ来てようやく整理が付いたのか腹が決まったのか、のどかが戦いを決意しますか。

元に戻すのはまぁいいでしょう。それでも、今までにゲーデルが手を出せなかった理由であるとか、そもそもこんなまだるっこしいことをフェイト陣営が採っている理由があるはずで、最善であることとは別かも知れません。それでも、それでも無為に消し去っていくのよりは別の方策を探しましょうと。

魔法の鍵はいずこに、と。

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写真は今年伊豆南部で撮影した初日の出の画像です。

さきにシステム業界が悪いと書いたが、逆にいえば良い業界など想起出来なかったりする。自動車はごらんの有り様なうえにT社がリコール騒動に突入している。電気・機械は需要が世界的に落ち込んでいるから駄目。削れないという意味での医療は財源の問題と薬価の問題などがある。物流は末期。エネルギーは少なくとも石油は減産に入っている。サービス業は顧客の収入悪化で惨憺たる状況だし、小売りも値下げ圧力で瀕死。正直、業界というよりは個別の企業で勝ち負けが出ている気もする。

どうやってこの景気後退を脱するべきなのか。それは「脱する」と名状する以上、今どこにいてどこに向かおうとしているのかが明示されなければ二次遭難が関の山だったりする。例えば景気対策と名状する今後の展望のみえないバラマキは、結局のところ本質的な問いとその答えが見えない以上、「実施した」という実績だけで金融市場を支えている以外の意味を持たないと僕は思っている。その点は現与党もかつての与党も等しく無策ではないのかと愚考する。

「今どこにいて」の部分はひとことでいえば不況だ。平たくいえば物が売れないのであり、需要よりも供給がまさっている。日本では物の価値が下がるデフレが90年代から続いていたのだけれど、世界的な景気後退でこの流れが地球規模に拡大するという声も上がり始めた。でも、物の値段が下がるなら暮らすコストが下がっていいじゃないか、という意見もある。その指摘は部分的にはその通りであるし、デフレ下で賃金が下がっても暮らしていけるのなら、贅沢ではなくてものんびり生きようという声は上がるだろう。

それでも、気がかりな点がある。基本的にこの世界のリソースは有限であり、鉱物や食物、水などの資源は途上国や中国などの人口爆発で奪い合いになる公算が高い。結果、仕入れ値は上がるけど価格に転嫁出来ないという状況が続き、それが各業界や各企業を圧迫して連鎖倒産やら資源の安全保障の崩壊がみえてくると思う。だから、そうならないように対策が必要なのだと思う。

「どこに向かおうか」という部分は、各論を問えばエコと内需を軸にした施策が上ってくるだろう。一つのポイントは、それが果たしてうえに書いた部分から連続しているのかということでは思う。景気の循環がおかしい。ゆえにそれを正す方向に向けなければならない。でも問題は多国間の駆け引きが影響する。場合によっては殴り合いになるかも知れない。そう考えれば早晩、ブロック経済だとか自国の中での景気の循環を正常化しようという話が必ず出てくると思う。

大きな循環を正常化する前提として、その中の個別の小さな循環を正常化するというのは選択肢として妥当だ。けれどそれは、大きな循環の回復をみんなが求めているという大前提が保たれる場合の話だ。小さな循環を最強の回路に作り変えようとして最悪の場合は戦争が起こるだろう。ただでさえ資源の安全保障の問題がある。平たくいえば食い物の奪い合いが起こりかねない。

そう言った不透明な未来は、僕のような凡夫でも割合容易に想起出来る。いわんやこの国を動かす政治家の連中などが憂慮してくれていると信じたいのだが、ここ最近の国会の報を知るにつけ暗澹たる気分になる。政治とカネの問題は大事である。小沢氏と鳩山氏は一線から引いてケジメをつけるべきだろう。でもその問題以外のはるかに重要な生存に係る問題がまったく出てこないのが情けないと思う。これは与野党問わず、政治家のための政治を一生懸命行っている様に見えたりする。

はっきりと言えば確かにいま、この国の未来は暗い。
それは動けない暗さなのであり、どこに向かうのかがみえない暗さなのではないかと、僕は愚考する。
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ネギの暴走はラカンが止めましたが気合でどうにかなる局面ではない訳で、気合と名状するしかないある種の存在に掛かるエネルギー制御がラカンの特質の基盤なんでしょう。ここで引くのを決めたフェイトは、理性ではなく何かの側面でラカンが示したものを理解してしまったかも知れず。

アスナについてはラカンから示唆されますが、彼が語る状況では五感は使用出来ていないような描写にもみえて改めて恐ろしい奴ですｗ　ラカンの去り際に螺旋のように存在の残滓がみえたことで、どこか封神台のような機構があるのを予感しますが不明です。千雨の描写はいいですね。

朝倉にはこの状況は手に余りますよね。影使いはいちいちハ虫類的でブキミにいいカンジです。のどかは無力化される最後の瞬間まで情報的に戦う覚悟ができたのか、あるいは名を盗むことで発動するたぐいの戦闘技能でも隠しているのか。現状ではギリギリな感じです。

次回、楽しみに待ちます。

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神と人ほどの差としても、まぁ人が神になれないと誰が決めているのかとか。破城鎚型魔導鉄甲の意匠はいいですねｗ　武器に無様とか言われてもなぁ。『何の関係もねぇ』は至言でしょう。でなければかつて世界を相手に戦ったりはしなかったでしょうし。

視線媒介くらいだとラカンは避けられるようですが、存在のための質量が確保出来ないのは確かに色々ﾑﾘﾎﾟですね。立合いでは勝ったようですが、消されるのは悲壮です。

幻だとか人形呼ばわりすることのこっけいさを、どこかでもう少し期待したり。人もまた被造物なれば、神ならぬ身でさえ永遠に等しいいまを生きると。

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