あけましておめでとうございます。正月は実家でのんびり過ごしていました。景気がエラいことになっていますね。取り敢えず当初懸念されていた、突然死に近いほどの急速な経済の停止は回避できたようですが、まだまだ油断は出来なさそうです。
そんな折に米国のオバマは国として「グリーン・ニューディール」をぶち上げました。詳細は今後明らかになるのでしょうが、これは巷にあふれている『地球に優しい』だとか『地球のために』などの穏やかな印象のクリーンな活動だけを含意しないと考えるべきでしょう。
基本的に当方は陰謀論が割と好きなスットコ野郎ですが、アメリカが国策として掲げることは彼らの世界戦略と密接に関連したお馬鹿で上昇志向ではた迷惑な側面を含意している、と考えていた方が妥当と信じています。
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端的に言えば、21世紀の産業および経済活動を、エネルギー生産の側面から主導して世界をコントロールしようという底意が透けて見えてリアルに反吐が出そうです。エコでクリーンなだけで済めば良いのですが、石油代替エネルギー関連の権益については産油国が黙っていないのは自明でしょう(・・・まぁ、環境技術やら核融合などの先端分野への、オイルマネー流入の可能性はあるんですけど)。
そんな折にイスラエルがガザで暴発し、ジェノサイドを開始しています。米国はこの態度を容認するというか、ハマスを
避難非難(の誤りでしたm(_ _;m)する方向で落ち着くようです。・・・まぁ、ハマスはタカ派の勢力ですし、直ぐにロケット弾を撃ち始めるので全くの無辜とは言い切れない面はありますが、それでも今回の事態は異常です。というより、イスラエルと米国の対イスラム圏産油国への強硬姿勢のように見えて恐ろしいですね。
ともあれ、当面は世界経済も「崖からの転落」が「急斜面をにじり落ちる」くらいには落ち着いて推移するでしょうが、基本は減速下降がみられ、日本では3月の決算期を目処に企業の峻別が起こると思われます・・・ただのカンですがw
皆様におかれましては、どうか息災でお過ごし下さい。
それでは2009年、行ってみましょう。
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