
見学料500円を払って山門をくぐると、直ぐ右手にしだれ桜が開いていました。ちょうど満開でした。

神護寺は「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ; "八幡神の加護により国家鎮護を祈念する真言の寺")」というそうで、真言宗のお寺さんです。その縁起は
wikipediaなどが詳しいですが、怪僧道鏡から皇室を護ったことで知られる和気清麻呂が建てた神願寺と、この地に古くからあった高雄山寺が合併して出来たお寺とのこと。また、伝教大師最澄がここで法華経の講義を行ったり、弘法大師空海が高野山を開く前に住んでいた場所とのことです。
密教寺院ということであるとか空海が住んでいたということを知って居たゆえもあるのでしょうが、何となく境内の雰囲気が高野山に似ているかな、と感じられました。鬱蒼と茂る杉林のなかに広がる、山あいのタナゴコロのような土地というか・・・おなじ掌のような土地でも根本中堂とは違って、やっぱり高野山になぜか似ている気がします。

金堂に続く石段で一枚。
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石段を登り切ると目の前に金堂が広がります。本尊は薬師如来です。みごとな立像でした。

別角度から一枚。

境内の中も、金堂がある付近を離れると普通の山道が広がっています。

地蔵堂で一枚。

大師堂で一枚。ちなみに近世に再建された建物とのこと。

密教寺院の空気というか、もっといえば最澄や空海があるいた土地を感じながら帰路につきました。

で、また急な参道を谷まで降りて、川沿いに来た道を戻ります。

途中で見かけた花をまた撮ってみたり。

神護寺に向かう途中にスルーした西明寺に伺ってみました。

石段は神護寺ほどには続かないので・・・

すぐに山門までたどり着きます。

本堂を1枚。本尊は釈迦如来で、こちらも密教寺院なんですよね。

つつじでしょうか。山門の手前で咲いていました。

見学もそこそこに、帰路につきました。

道路脇の温度計が26度になっていました。暑いわけだよ^^;
高雄の付近は紅葉の名所ということですが、おそらくは秋にはとんでもない人出になることが想起できるわけで、今回桜を探しながらまったりと散策してきました。
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