うわっつらな進化する日々
或いは深く静かに退化する日々
丹生都比売
和歌山方面へのツーリングの帰路に、高野山に立ち寄りました。金剛峯寺のあたりは参拝客も多いですし、僕が撮った写真よりもいい画像があるでしょうから、それほど知られていない場所を・・・また神社なんですけど^^;

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)です。場所はここです。

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主祭神は丹生都比売大神(ニウツヒメノオオカミ)で、水神にして水銀の神でありアマテラスの妹神の稚日女尊(ワカヒルメノミコト)と同じ神であるようです。境内がまるまる世界遺産で、比叡山における日吉さまのように、高野山の鎮守の神様です。

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主祭神が比売神であるためか、境内は華やかな雰囲気がしました。

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丹の神様であると云うことですが丹は朱色の硫化水銀の意味があり、魔除けの朱(あか)を司る文脈で高野山の鎮守にふさわしい神様だと愚考したりしました。

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ご縁があったらまた伺いたいです。
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2008.07.27 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
日前宮
伊太祁曽さまに伺ったのと同じ日に、和歌山の日前宮にも伺ってきました。場所的にはここです。

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日前宮は日前神宮(ひのくまじんぐう)と國懸神宮(くにかかすじんぐう)の2つの神宮の総称であり、主祭神はそれぞれ日前大神(ヒノクマノオオカミ)と國懸大神(クニカカスノオオカミ)とのことです。

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聞き慣れない御名ですが、ご神体は天の岩戸伝承で使われた八咫鏡(三種の神器の一つでアマテラスを映したという第一級の宝物)に先だって作られた二つの鏡とのことです。

それぞれ日前さまが日像鏡(ひがたのかがみ)、國懸さまが日矛鏡(ひぼこのかがみ)であり、転じてアマテラスの前魂(=幸魂の意か。一霊四魂の概念では「愛」を司るそうです)という説があるそうです。


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まず前に日前さまにお参りしました。特記事項としては天の岩戸伝承の関連で、オモイカネノミコトが合祀されているようです。

nichizenguu200807_03.jpg

つぎに國懸さまにお参りしました。

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先だってポストした伊太祁曽さまも大昔には日前宮に奉られていたそうで、緯度的にみても歴史的にみてもご神体の面からも、国内唯一のお伊勢さんと比肩しうるアマテラスを奉ずるお社と思います。

というか、東京大神宮で縁結びでアマテラスさまが奉じられていますが、幸魂(愛の象徴)ということから実は縁結びで凄い御利益がありそうだとか愚考しました。^^;

境内にはソテツっぽいような南方系の植物が植わっていて、伊豆下田の白浜神社の雰囲気を思い出して勝手に懐かしく感じていました。
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2008.07.27 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
伊太祁曽
龍田大社に伺ったのと同じ日に、和歌山方面にツーリングしていました。そして、和歌山の古名である「紀の国」の語源「木の国」の元になった神様を奉る社である、伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)に伺ってきました。

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場所的にはここです。鳥居は地のままの木の鳥居で、いかにも木の神様を奉る社だという風格がありました。

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主祭神は五十猛命(イタケルノミコト)であり、大屋毘古神(オオヤビコノカミ)の別名もあって、スサノオの御子だったはず。高天原から降りてきたあと、スサノオの命を受けて全国に木を植えて回り、この地に鎮まったらしいです。

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僕は実家が伊豆なのですが、伊豆や神奈川周辺には来宮神社という名の神社を散見します。有名なのは熱海のすぐ隣に駅名としてある「来宮(きのみや)」にある来宮神社ですが、祭神に五十猛命が含まれており、当地では渡来神というか漂着神という神格を持っています。来宮には諸説あるそうなのですが、祭神がイタケルノミコトであることや漂着神であることから、黒潮に乗って紀伊半島から伊豆まで流れてきた古代氏族が神格化され、後に日本武尊の東征と習合する形で「来宮」に収まったのではないかと愚考しています。ちなみに、来宮神社に合祀されている大巳貴命は兄弟神です。

河津の来宮神社にはイタケルノミコトではなくスギホコワケノミコトが主祭神として奉じられていますが、やはり漂着神という神格を持っており、明らかに日本武尊の焼津での火攻め伝承が変じたと思しき「鳥精進・酒精進」の伝承があったりします。また、(ややうろ覚えなのですが)河津の来宮神社のご神体を浜に奉ると船が沖に進まないという言い伝えがあったそうですが、来宮の神が木の神であることから古代に地元の漁師を林業に誘いまくって漁に中々行けなくしたのが伝承として残っているのではないかと愚考しています。
(余談ですが、スギホコワケノミコトは実はイタケルノミコトの荒魂の神格化ではないのかと個人的には愚考していますが、真相はもちろん不明です^^;)

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木の神様だけあって全国各地にイタケルノミコト/オオヤビコノカミを奉る社があるのですが、その本貫地は穏やかな鎮守の森の中にありました。
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2008.07.27 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
龍田
先週の連休の折に、奈良の龍田大社に伺ってきました。場所としてはここですね。

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主祭神は天御柱命と国御柱命ですが、大社でよまれる祝詞ではそれぞれシナツヒコノカミとシナツヒメノカミとされているそうで、伊弉諾と伊弉冉のあいだに生まれた風神です。伊勢神宮の外宮で「風宮」に奉られているのと同じ神様だったはず。

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お社の立地としては小高い丘というか山のうえに鎮守の森があり、風の神様を奉るだけはあって穏やかな風がそよいでいました。

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ちなみに「龍田」の名ですが料理の竜田揚げの語源なのだそうで、この土地は紅葉の名所みたいです。竜田揚げは紅葉のような見事な色に揚げた料理の意だったそうで。

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何もない休日に伺ったのですが、さすがに参拝客は皆無でした。ただ、地元の方らしき手ぶらの参拝者の方がまばらにいらしていて、土地の人に大切にされている様子がうかがえました。

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ともあれ風の神さまということで、バイク乗りには御利益があるんじゃないでしょうか。ご縁があったらまた、紅葉の頃に伺いたいです。
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2008.07.27 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
石上神宮
先日、天気のいい週末に奈良県天理市にある石上神宮(いそのかみじんぐう)に行ってきました。
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場所で言うとここですね。

山あいの緑が茂るご神域に鎮座されているわけですが、なぜか千葉県香取市に鎮座する香取神宮と場の雰囲気が似ている気がしました。
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主祭神は布都御魂大神(フツノミタマノオオカミ)です。
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先述の千葉の香取さんの祭神は経津主大神(フツヌシノオオカミ)なわけですが、石上さんの主祭神もまた布都御魂の剣をご神体とする同じ神様のようです。

フツヌシノオオカミという神格は、雷の武神であるタケミカヅチノオオカミが持っていた刀が本体であるとか諸説あるようです。個人的には刀剣がものを切り落としたときの音を「フツ」という擬音で象り、その働きそのものを神格としたという説が気に入っています。

ただ、石上さんは元来、大昔の武家氏族である物部氏の武器庫があった土地のようで、有名な七支刀(ななつさやのたち)もここから出土したそうです。物部氏と、(タケミカヅチノオオカミを奉ずる)中臣氏(のちの藤原氏)は仲が良かったことが知られているそうなので、戦に望んでは互いに兵力を融通しあう仲だったのが神話として残っているのかもしれません。

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で、境内を進んでいくとなぜかニワトリが放し飼いにされていました^^;
鶏は神道でいえばお伊勢さんの神使だったはずなんですが、石上(いそのかみ)の名は伊勢神宮の古名とされる「磯宮(いそのみや)」と似ているのがWikipediaで指摘されてます。

isokokami_20080607_05.jpg


鳥居からまっすぐ入って進むと、楼門が右手奥(間違えましたm(_ _;m)左手奥に見えてきます。

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楼門の前を横切って、奥から臨むとこんな感じです。
そして拝殿へ。

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風格のある古社といった風情でしたが、拝殿の奥にはかつての武器庫が「禁足地」と呼ばれて広がっていて、大正初期にその上に本殿が作られたそうです。

この地の氏族であった物部氏が後に「もののふ」へと通底していくわけで、その原風景が神域で守られているのかな、と愚考していました。

刀剣がご神体ですし、武道を納めようとする人にはご利益がありそうです。また、もともとが武器庫らしいので、某F○teのアンリ○テッド・○レイドワークスを修めようとする人にもいいのかも知れません(を

いや、でも清々しい境内でしたよ^^
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2008.06.11 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
貴船 - 2


しばらく進むと車道脇にまた朱塗りの鳥居が見えてきます。



参道はこんな感じ。



奥宮の境内に続く門も朱塗りです。


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そして境内はやや広くてこんな感じ。



一番奥に祭られているのが奥宮の祭神であるクラオカミノカミの社です。貴船さんに来た目的の8割方は、この社にお参りしたかったからなんですね。

京都はそもそも水が悪いことが知られていますが、もともと山に囲まれた王城の地で、水源の確保が千古の昔から命題だったようです。しぜん北の水源である貴船の地は大切にされてきた歴史的経緯があるようなんですね。ただ、貴船の語源が「黄船」神話(神武天皇の母君が黄色い船で乗り付けて水神を奉ったとゆー伝承)以外に、「気の産まれる根源」が転じて「気生根」となり、そこから貴布禰から貴船に転じたという説が個人的に引っかかっていたんです。

京都で「気」といえば、「龍脈」で「風水」でしょう!!!(ハイル、アラマタ!!!(爆)) んで、何が言いたいのかと言うと、貴船は鴨川の水源なんですが、鴨川を風水的にみれば京都の龍脈のひとつであり、貴船で生まれた深山の気を運ぶ流れであると言える筈で、遡れば貴船には「龍穴」がある筈だと。言うなれば、千年の王城の都を支えた気穴がここにあるに違いない、と。




でまぁ、結論から言えば、あったっぽいですな m9っ`・ω・´)シャキーン
奥宮の脇にある立て札に『龍穴』の記述がちゃんとありますw ババーン!(と自分で言ってみるwww




つまりここは、龍脈信仰の社であろうと言っても過言ではないかと。そんなことを愚考していると、境内の古木も竜に見えてくるから不思議なもんです(をいw




で、奥宮でダラダラしていたら団体さんが来たので、帰ることにしました(^^A;




奥宮に続く参道を逆方向から。



と、帰路につく前に本殿に戻って、おみくじを引いてきました。




「水占おみくじ」です。受け取った直後はこんな感じです。



本殿前の水占専用の水に浮かべると、こういう感じで浮かび上がってくるわけですよ。

いやーマニア的には面白かったですw
深山の空気に癒されて帰ってきました。

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2008.03.31 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
貴船 - 1
先週末土曜日は少し天気が良かったので、市街を離れて京の山奥に行ってきました。貴船さんです。



貴船神社さんは社の近くに参拝者用の無料の駐車場が無いので、やや離れたところにバイクを止めて歩いていきました。



こんな感じの谷間の道をトボトボと進みますw



集落のようなものが見えてくると少しホッとしますが、基本的に観光地料金の土産物屋さんとか食堂とかだったりします。山の中とはいえ、ぼったくりいいお値段です^^;


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そういったものを横目に進むと、朱塗りの鳥居が見えてきます。



「総本社 貴船神社」、と。



鳥居をくぐり参道を上がって境内へ。



手水舎はこんな感じです。



そして本殿はこういう感じ。祭神はタカオカミノカミで、水神さんです。それにふさわしく清廉な感じのする社です。とゆーか、2007年に改築されたらしいのですが、さすがにピカピカですw



お参りを済ませた後に、境内を奥に進みます。するとまた車道に下りてしまいました^^;



しばし車道を道なりに登っていくと、結社(ゆいのやしろ)にたどり着きます。で、女性にはかなり有名な社なんではないかとか思ったりしますが。というのは、この社は縁結びと縁切りに霊験があらたからしいのです。



祭神はイワナガヒメノミコトです。静岡出身者の神社仏閣マニアとしてはややフクザツな心持ちだったりします^^; 三嶋さんの娘さんの姫神で、コノハナサクヤヒメノミコト、即ち富士山の女神の姉君なんですよね。J.フレイザーが言うところのバナナ型神話を背負わされた姫神なわけですが、やはり不憫です。ともあれ、ご挨拶して車道に戻り、奥に向かいます。

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2008.03.31 * 散策記録 * CM:0 * TB:0 * top↑
雪の都内
突然ですが、仕事の関係で関西に引っ越すことになりました。とゆーか正確には、勤め先も変わってしまうんですけれどね^^;

そうなると都内の風景もしばし見納めということで、やや食傷ではありますが散歩がてら都内を巡ろうかと画策する次第で。



そんな折に節分の今日、都内は大雪でした。


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色々な切り口はあるでしょうが、とりあえず東京といえば東京タワーでしょう、ということで。雪景の中、増上寺と東京タワーです。



その後、寒いだのなんだのと呟きながら、三田線で神保町まで。御茶の水駅近くのニューヨーカーズカフェで休憩。





ニコライ堂とかお茶の水駅をみながら神田明神方面に。



雪の中、朱塗りの門はいつものように艶やかでした。





で、秋葉原まで歩いた後、JRで帰路につきました。

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2008.02.03 * 散策記録 * CM:2 * TB:0 * top↑
       
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